陣痛4日目にして帝王切開となった私が伝えたい。確認すべき2つのポイント。

育児

はじめまして。ねむです

2022年12月5日。
陣痛4日目にして帝王切開となり、
もちくんは爆誕しました。

陣痛4日なんて聞いたことありますか?

本当に辛くて長い、
忘れられない時間となりました。

この時起こった度重なる悲劇と、
未然に防ぐために確認すべきこと
お伝えできたらと思います。

もちくんは巨大児!?

もちくんは巨大児寸前だった

日本では4000g以上だと巨大児と呼ばれています。

最後の検診は出産の1週間前。
その時点で体重は3624gでした。
(※母体は健康。特に目立った数値はなし。)

そのままいくと、4000gまでいく可能性が高かったため、事前にレントゲン検査を行いました。

担当医師
担当医師

検査の結果、

産道を通る際に頭がひっかかり通れない可能性があります。

経膣分娩が可能なのかは

”やってみないとわからない”です。

私

それでは、なるべくもちくんに負担をかけたくないので、帝王切開でお願いします。

担当医師
担当医師

一度帝王切開すると、

以降必ず帝王切開となります。

初産なので経膣分娩で頑張ってみませんか?

帝王切開がいいのか、経膣分娩がいいのか、最後まで迷っていた私は、経膣分娩を選択しました。

これが、今後の私ともちくんを大きく左右する選択となってしまったのです。

結果、もちくんは3666gで生まれました。

しかし、頭が通れず子宮口も開かず自力で出てくることができない状況となり、今回の悲劇は起こります。

巨大児の傾向がある場合、難産のリスクが伴います。頭が通るか怪しい時は無理せず帝王切開をおすすめします。

陣痛4日間の記録

12/2(金)

朝から陣痛がスタート。
夕方くらいまでは余裕。
夜にはゲームもできないくらい痛くなる。

12/3(土)

2回病院に行くことになる。

1回目:破水疑惑→違った。
2回目:陣痛の問隔が狭くなり行く。

結果、子宮口は1cmくらいしか開いていなく、進んでいきそうもない。

さらにもちくんは頭がひっかかり、
産道を通ってこれなくなっていた。

しかし、

助産師さん
助産師さん

土日は医療体制が整ってないため、促進剤もバルーンも使えません。今入院しても何もできない。帝王切開するにも月曜日まで待って下さい。

と言われ、帰宅。
何があっても大丈夫なように総合病院を選んでいたのに、想定外の事態でした。

12/4(日)

朝に、左の横腹がねじれるように痛くて、
病院へ行ったら入院となる。
(もちくんは無事でした。)

形だけでもやっと少し事が進んだ気がして嬉しかった。

陣痛は3日目で、寝れてもいなくて体力は限界。
睡眠薬で眠らせてもらって、やっと少し眠れた。

ごまかし程度の睡眠薬と鎮痛剤で、なんとか1日乗り越える。

12/5(月)

朝一番に手術が決まり、
やっとやっと終わりが見えた。

安心感で涙が止まらなくなった。
心も体も限界だった。

いつまで続くのか分からない痛みが、5分〜10分おきに4日間続いて、
その度に震えるくらい痛かった。
次の陣痛が来るのが怖かった。

手術の直前には破水もしてびっくり。
私の場合は、一気にばしゃってなりました。

そして手術は始まり衝撃の一言。

担当医師
担当医師

緊急手術のため、

麻酔の科の先生がいません。

本当は脊髄麻酔しますが、なしでいきます
(訳:術後覚悟しとけよ)

どこまで苦しむのやら…
とはいえ、麻酔をしたとたん陣痛からは解放され、すーっと痛みがひいた。

もう苦しまなくていいんだと思うと嬉しかった。

意識ある中、下半身麻酔身なのが本当に怖くて、意識を保つのにいっぱいいっぱいだった。
先生たちの声かけに、全然大丈大みたいな意地はってたの思い出したら笑える。

そして、

手術がはじまって10分、
もちくんの元気な声が聞こえた。

11:00ぴったりだった。

手術中、麻酔で気が遠くなる中(眠気がすごいのです。)
もちくんの産声を必死に聞いた。

体重と時間、もちくんの初めての声。
どうしてもその時の記憶がないなんてことになりたくなくて必死だった。

もちくんの可愛い顔を見て、すっと意識が遠のいた。

羊水は過多ぎみ。子宮口は結局4cmしか開かなかった。(10cmで出産ができる。)

私の場合、そこが上手く進んでいかなかったのもあり、もちくんが大きめだったのもあり、どっちみち帝王切開になっていたらしい。

もちくんは本当に頑張ってくれた。
予定日ぴったりに陣痛が来て、
狭いお腹の中でずっと耐えて、出てこようと頑張ってくれていた。

本当に偉い。

人生で1番辛くて大変な経験だったけど、
1番幸せな瞬間に変わった時。
なんとも壮絶な4日間でした。

確認すべき2つのポイント

1.医療体制、大丈夫?

私の陣痛は金曜日の朝にはじまりました。

土曜日には陣痛間隔が短くなっているものの、自力では出産できない状況になっていました。

しかし、土日は医療体制が整っていないため促進剤もバルーンも使えない。帝王切開もできない。と言われました。

事前に、土日にも分娩を進めることは可能なのかを確認しましょう。

2.計画分娩はできる?

大きめだったもちくん。

帝王切開がいいのか経膣分娩がいいのか、正解が分からず迷っていました。

月跨ぎの出産となると、限度額認定証の申請が難しくなるため、それも含めて計画分娩は可能なのか聞いてみたところ、予約がいっぱいのため、細かい調整はできないと言われました。

計画分娩は可能なのか。また、いつまで選択の余地があるのかを確認しましょう。

最後に

本来、帝王切開なら陣痛を経験しなくていいはずなのに経験してみたり、
陣痛4日間まで長引いてみたり、
麻酔は減らされてみたり、
本当にいろんなことが重なって貴重な経験をしました。

それでももちくんは健康に元気に生まれてくれて本当に良かったです。

少しでもこれから出産する方の助けになれたらいいなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♡

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